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2010/04/17

ブノワっぽリゴン

さて、いきなり何書こうか迷った末、
過去の遺産を食いつぶす事を思いつきました・・・
DVDの追加コンテンツとして制作した「ブノワっぽリゴン」ですが、
そもそも「ポリゴン」って何?ってゆー質問も頂きまして、
意外と説明に困ったのでちょっとその制作の過程でもご紹介。
今回はCG制作の技術的にところにフォーカスしてみました。
ちょいとマニアックかもしれませんがー。

今回登場いただくのはメカブノワさんです。
ハイ、こちら。














これ3Dモデルなので自由に回したり壊したりが出来ます。
中身も無意味に作り込まれてますねー














ワイヤーフレームにして見ましょう。














中身が透けてグチャグチャになりましたね。
でも四角とか三角とかの平面の集合で形が出来ているのが分かると思います。この平面の事を「ポリゴン」と呼ぶんですねー。パチパチ
手足や頭はそれぞれパーツとして分離してるので自由に動かすことが出来ます。














さて、アニメーションはというと、
例えば最初に気をつけ!!のポーズを付けて2秒後に前習え!!のポーズを付けると、ポーズ間はコンピーターが補完してくれます。
なのでセルアニメみたいに1枚1枚手で書く必要はありません。楽チン。
そうやってモーションが付いたら照明や質感の調整をして、
さあ、レンダリング。
これは照明や質感などを計算して最終的な絵に仕上げる工程。
基本的にコンピーターが頑張るところです。
下が上のメカブをレンダリングした絵。














影が付いたり、質感が向上してますね。
さて、このレンダリング、とても時間が掛かります。
CGアニメーションといっても所詮は静止画のパラパラ漫画です。
1秒間に30枚の絵を順に表示してるだけ。
なので10秒のアニメを作るのに300枚レンダリングしなくてはいけません。
今回のアニメでもっとも時間が掛かったシーンで1枚5分くらい。
ということは10秒のシーンをレンダリングするのに
10x30x5分で25時間かかるわけです。
ピクサーのCGなどは1枚に30時間とか掛けてます。
1秒の映像を作るのに900時間!! なんと1ヶ月以上です・・・・
もちろんそんなことしていては完成しませんね。
でも実際掛かるんだからしょうがない・・・
んで、どうするかというとコンピーターの数を増やすわけです。
25時間掛かるモノでも10台でうんせ!と計算させれば2時間半で終わります。
そんなわけでこの商売してますと、コンピーターはいくつあっても足りません。
現状CPU換算でウチには10台ありますが、正直まだまだ足らない。
複雑な表現や細かいモデルを使うとレンダ時間はとたんに長くなります。
その辺のバランスを見ながらクオリティを保つのはホント骨が折れます。
世界を丸ごとひとつ創造出来るという面白みは格別ですが、
その分、苦労も多いわけですねー。
んじゃ、またー。最後はベンちゃん。








4 件のコメント:

  1. うゎ~うゎ~、メチャ興味あるネタですね~♪
    メカブのスカートの下を覗くことができました。(^^;

    ワイヤーフレーム最高!!!(笑)
    PIXARって凄いんだなぁ~...

    QRコード、SoftBankでもOKでした。

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  2. どもです。
    検証ありがとうー
    早速、SoftBankもOK-って書いちゃいました。

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  3. こんにちわ~BLOGおめでとうございます。

    岡山ではたくさん遊んでくれてありがとう。
    ミニモッティのたいは「またあそびた~い!!」て
    理由で富士いく!!とゆうとりますが・・・
    また8月鈴鹿であそんでやってください。

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  4. >たいママさん

    その節はどもでしたー。
    今後もよろしくねー

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